(´ワ`)

主に技術系備忘録、たまに日記。

自己紹介は自分の好きなことを言っていい場所ではないという持論

時期的には新入生や新社会人が入る前か直後に投稿すべき内容ではあるが、あくまで持論なので全員が関係する内容ではない。というか誰かのためでなく、自分の戒めのために書く。

 

学校や会社など何か新しい環境に入れば自己紹介はほぼ確実にあるだろう。そのときに自分の軽い個人情報に加えて、かる〜く趣味や特技なんかも言う訳だ。

私はこの趣味・特技を言う内容について甘く見ていたことを今になって思い知らされた。

 

例えば、自分の趣味が「誰も知らねえスマホゲーム」で、普段やっていることも殆どそれくらいなので何も考えずにそれを自己紹介に加えた場合、周りはどう思うだろうか。話が膨らまないので当然「ふ〜ん」か「しらね〜」くらいだろう。

例えばと言ったが、これは私のほぼ経験談だ(若干内容や解釈が違う部分もあると思う)。私は普段から趣味とは言い難い、つまらないことばかりやりすぎて最早それくらいしか趣味として言うことがなかった。結果的に自分の自己紹介から話題が膨らむことがないまま、私はしばらく「知らねえスマホゲームをやってる奴」という認識になる訳だ。しかし、いずれこういったレッテル貼りが剥がれる日がくるまで過ごしていれば問題はなくなるため、そのように過ごしていた。が、そんなつまらん自己紹介をしてファースト・インプレッションで周りが寄り付かない人間になっていたということを客観的に認識したのは最近になってからだ。

 

このことからようやく学んだこととしては、自己紹介は本当に自分が普段やっていることをそのままクソ正直にあれこれ言っていいのではなかったということだ。

なぜなら自己紹介は一番最初の一回きりしかないからだ。一番最初に自分を明かすと、聞いている人にとっては自分がそういう人間だということを認知させる訳だ。新しい環境ではじめて会う人のファースト・インプレッションというのはとても大切だ。初動が悪くては今後の自分の身動きすら悪くなる。

今まで自分は自己紹介を「自分のことを話す場」だと思っていた。今はそれを改めるべきだと感じた。自己紹介とは「周りに自分を受け入れてもらうための場」だということを認知した。

受け入れてもらうために多少自分のことを知ってもらわないといけないよね〜くらいの感覚で当たり障りのない、共感性のあることを話すべきなのだろう。自分は天の邪鬼な性格のため、今までこの考えがあまり好きではなかったが、先程の自己紹介の定義に則則って、この性格は捨てる。

 

(昔の自分のように、共感性のない趣味しか普段からやってない人は本心のままにそのことを言うか、周りに合わせて嘘を言うしかないかもしれない。このあたりのことはまだ自分でもまだまとまった考えがついてない…)

 

この定義に沿うと主体性のない奴に思われるかもしれないが、自己紹介はその程度でいいと思う。自分の尖った趣味や特技なんて仲良くなってから信頼できるやつにだけ話せばいい。いきなり自分を全部明かしてはいけない。

 

次回いつ自分が自己紹介をするか分からないし、する予定も全くないが、今後は自分中心の考えはよして当たり障りのないことを言えるよう、よく考えて自己紹介しようと思う。